2021/06/18 14:00
ビシッと決めたフォーマルでかっこいいスーツスタイルから、
カジュアルなファッションにも今や欠かせないアイテムのひとつ、ネクタイ。
流行に左右されない定番のアイテムですよね。
定番の色や柄はもちろん、ネクタイでのおしゃれを楽しんでいる方も多いと思います。
ここではそんなネクタイの歴史についてご紹介いたします。
起源
ネクタイの起源については数々の諸説があります。
その中でも"首元を装飾する"という事を普及させたという点では、ルイ13世の説が有名です。
17世紀ごろ、クロアチアからルイ13世の護衛のためにフランスに来ていた兵士が首に巻いていたものが現在のネクタイの起源とされています。
その当時はクラバットと呼ばれており、ネクタイというよりもスカーフに近いものでした。
ルイ13世がクラバットを取り入れたことで、宮廷人や富裕層の間で流行し、様々なスタイルのクラバットが生み出され、ヨーロッパ各地に広まっていきました。
産業革命の起こった19世紀の後半には、当時はレガートと呼ばれる現在のネクタイの原型ともいうべきネクタイが生まれました。
その後に蝶ネクタイとなる、クラバットの結び目だけを残したものも作られました。
そしてフォア・イン・ハンド・タイという現在のネクタイの原型ともいうべきネクタイ登場しました。
それからフォア・イン・ハンド・タイは主流となり、世界的に普及していきました。
日本でのネクタイ
1851年ごろに、ジョン万次郎という人物が日本に初めてネクタイを持ち込んだ、といわれています。
日本では明治時代まで和服が中心の文化でした。
1867年に福沢諭吉が書いた「西洋衣食住」のなかに、「ネッキタイ(襟飾り)」が紹介されており、ネクタイに関しての記述が見受けられます。
大正時代の末期ごろから西洋の洋服が一般市民の間でも定着するようになると、ネクタイなどのファッションに取り入れられるようになります。
そして戦後、高度経済成長期を経て日本のネクタイ文化は一気に浸透していくのでした。
歴史ある国産ネクタイ、創業1947年の永島服飾
私たちが思っている以上に古い歴史のあるネクタイ。
でも実際日本に来たのは1800年代後半と今から200年程度しか経っていないことに驚きです。
そんな日本のネクタイの歴史の中でも創業1947年、戦後に創業したのが我々、永島服飾です。
国産のネクタイにこだわり京都西陣の工場や職人の手で1本1本丁寧にふっくらと仕立てています。
元々百貨店を中心に販売していた我々ですが、2020年からより多くのお客様に手にとっていただきたいとオンラインショップをオープン。
ネクタイドットコムとして販売を開始しました。
光沢感のある繊維とシックでクラシックなデザインが特徴のFranco spada(フランコスパダ)。
ベーシックで多彩なカラーネイビー・ブルーをベースに仕上げているのがAZURRO(アズーロ)。
ぜひ、オンラインショップで商品をチェックしてみてください。
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